写真:奄美群島国立公園 徳之島・朝日昇るトゥッカ(金見崎)
国立公園の利用促進を図るために環境省が2016年版より2025年版までの10年間制作し、関係各所に配布していたのが国立公園カレンダーです。
全国の国立公園の管理のために配置された環境省レンジャーが日々の業務の中で出合った国立公園ならではの風景で構成されており、関係各所から好評を博すものでした。
このたび、国立公園のさらなる利用促進と、環境保全を図るため、国立公園オフィシャルパートナー企業である三条印刷株式会社が一般に販売する運びとなりました。
国立公園の魅力が満載! 普段目にすることの無い感動の風景を、ぜひ、ご堪能ください。
表紙から12月までの13枚すべての写真は、国立公園の管理のために全国に配置されているレンジャー、アクティブ・レンジャーが撮影したものです。国立公園を知り尽くした環境省レンジャーが、日々の活動の中で出合った唯一無二の風景を、一年を通してご堪能ください。
支笏洞爺湖国立公園にある北海道羊蹄山の山麓に暮らし、山岳会といった自然保全活動などに尽力。自然と人の関わりを題材にした写真家としての活動に加え、スノーカルチャー誌「Stuben」の編集・発行をはじめ多くの制作物の写真選定を手掛ける写真家 渡邉洋一氏をアートディレクターに迎えて制作。
本カレンダーは、尾瀬の木道の廃材を活用した「尾瀬の木道ペーパー」や再生エネルギーを使用するなど自然資源を活かしたものです。さらに、皆さまの購入金額の一部は一般財団法人 自然公園財団が運営する国立公園基金に寄付され、全国の国立公園の環境保全に活用されます。
2026 国立公園カレンダー ~環境省レンジャーがとらえた日本の国立公園~
購入金額の一部が国立公園基金に寄付されます
表紙 奄美群島国立公園 撮影:中澤 孝

利尻礼文サロベツ国立公園
撮影:後澤 宏文

十和田八幡平国立公園
撮影:工藤 紀恵

やんばる国立公園
撮影:佐藤 智裕

西表石垣国立公園
撮影:関森 梓

山陰海岸国立公園
撮影:久畑 久美子

伊勢志摩国立公園
撮影:野村 将司

尾瀬国立公園
撮影:八尋 聡

日高山脈襟裳十勝国立公園
撮影:谷水 亨

吉野熊野国立公園
撮影:湊 英也

白山国立公園
撮影:大石 佳織

大山隠岐国立公園
撮影:髙竹 瑞恵

富士箱根伊豆国立公園
撮影:半田 尚人
日本を代表するすぐれた自然の風景地を保護するために開発等の人為を制限するとともに、風景の観賞などの自然と親しむ利用がしやすいように、必要な情報の提供や利用施設を整備しているところです。自然公園法という法律に基づいて国(環境省)の指定を受け、管理されており、令和7年9月現在、全国で35箇所が指定されています。面積の合計は約244万ヘクタール、日本の国土面積の約6.5%を占めています。
環境省と企業又は団体が相互に協力し、日本が世界に誇る国立公園の美しい景観と、国立公園に滞在する魅力を世界に向けて発信し、国内外からの国立公園利用者の拡大を図ることで、人々の自然環境の保全への理解を深めるとともに、国立公園の所在する地域の活性化につなげるためのパートナーシッププログラムにおいて、認定された企業のことです。(2024年12月現在 全146社)
1908年創業の総合印刷会社。観光関連業種の仕事を得意とする企業活動のなかで尾瀬と関わりを持ち、約半世紀にわたり地元の皆様とともに尾瀬への観光誘致などを行ってきました。そうした中で、「尾瀬」ならではの風景の維持・保全が厳しさを増している現状を目の当たりにし、「OZE BOARDWALK project」という印刷会社ならではの環境保全活動を開始。それが認められ2022年9月26日に国立公園オフィシャルパートナー企業となり、現在は国立公園カレンダーの印刷・販売を行っています。